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電子楽器の変遷(その2)
日記のテーマが楽器になるとお客さんの来訪が半減して、関連するコメントも無くなりました。ちょっと寂しいけど、まぁ、うちに来るお客さんは半分はケロ友さんだからいたしかた無いでしょうね。今はケロミンサイトのコンテンツとなる文章を毎晩日記として書いてます。ケロミンを語る上で楽器のことは不可欠ですのでこのまま続けてゆきます。


はじめに鍵盤について少し考えてみます。楽器の種類によって様々な操作系がありますが、一番広く受け入れられて最も成功している操作系は鍵盤であると言って異論は無いでしょう。鍵盤の特長は、
1,低い音から高い音まで順に並んでいるので他の楽器よりも操作しやすい。
2,音階に従った音が全て揃っている。
3,複数の音を同時に発生させることが出来る。
4,多くの鍵盤楽器は鍵盤を叩く強さで音の大きさが変えられる。
 他にもあるかもしれませんが、このように演奏の自由度が非常に高く、表現力が最も大きい人間〜楽器間のインターフェースであると言えるでしょう。そして鍵盤楽器は広く普及していますので鍵盤を弾きこなせる人はとても大勢います。
 しかしこの鍵盤を使いこなすには、非常に長時間に渡る訓練が必要であることも事実です。


☆ここで昨日の話に戻ります。
電子楽器は音の高さが連続的に変化するポルタメント系の楽器から始まったというお話しをしました。そして音楽は音階から出来ているために、音階に音を合わせることに集中力を要求されるポルタメント系楽器は廃れて行ったのでした。この背景には、楽器操作系の王様、鍵盤が電子楽器に取り入れられたことが最大の要因であると言えると思います。


☆話は飛びます。
音楽の中で電子技術は随所に生かされていますが、その内容を分類してみます。
まずは電子楽器の所以である源信号を作っています。それにアンプ、増幅ですね。これがあります。更に録音と再生があります。編集や加工にも使われています。


☆話は次々に飛びます。
人間がメロディーをどの様に心の中で捉えているかは、おそらく音楽教育を受けた人とそうでない人で違いがありそうに思いますが、私のように専門教育を受けていない人の多くは、連続的な音の高低として捉えていると思います。もちろん音楽は音階から成り立っていますが、メロディーを聴いたときにそれをドレミ・・・というようには捉えない。異論はあると思いますが、それはきっとある程度音楽教育を受けた方で、音階が自分の感性の中にとけ込んでいる方でしょう。
そうしてみると、音の高さを連続的に捉えている音楽素人にとっては、楽器の操作部も一つの連続的な動きの中で音高が変化してゆくものが最も本来の感性に合致しているということが言えると思います。その意味で始めに書いたポルタメント系楽器は音高の操作部が連続的な動きに対応していますので優れているのですが、音階に対応していないのが最大の弱点です。


☆これまで切れ切れだった話がやっと繋がります。
このギャップを埋めることにこそ、電子技術は生かされるのではないか。電子楽器の流れは、鍵盤楽器が誕生したことで楽器から出る音の内容の改善に向いてしまったけれども、今一度ポルタメント系楽器にまで引き返して、そこから人間の感性に合致して音階に合わせることにも神経を使う必要のない操作のし易い、楽器が出来るのではないか?そう思うのです。
つまり、ケロミンで言えば口を開くとドレミファソ・・・閉めると・・・ソファミレドとなるわけです。

音楽素人の私が思うのだから、こんなことは既にありそうにも思うのですが、少し調べた限りでは見当たりませんでした。ご存知の方がいらっしゃれば是非教えて下さい。
| 電子楽器 | 22:44 | comments(7) | trackbacks(0) |
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コメント
楽器の話もとても面白く読ませて頂いていますよ。
ただ、私にも未知の世界なので、コメントつけられなかったのですが。
新しいものを作り出すってほんとにワクワクしますね。
ケロミン、今から予約入れときますからねー。
| EMY | 2005/11/10 9:06 AM |
私も(^^)
音の高さが連続的っていうことは音を飛ばした切れのある
演奏は難しいのでしょうか?
イメージがまだできません。
だから楽しみです。
| みつはし | 2005/11/10 9:29 AM |
>EMYさん
 コメントに早々の予約ありがとうございます。
 春の分は発売と言っても100〜200ケロで、国内生産します。これは量産試作という位置づけで、レポートを下さる方に限定させていただきたいと思います。
 その後は夏以降でロットが1000ケロ以上になって海外生産になります。

>みつはしさん
 口パクは左手で音の高さ、人の右手はケロの右手を握って握力で音の大きさをコントロールします。音を飛ばすときはその瞬間に右手の握った力を抜きます。
| ケロの宮 | 2005/11/10 6:16 PM |
こんばんは。日記読ませてもらってます。
私は音楽が好きでピアノを習っていました。
高校時代にはバンドがしたくて、ローンを組んでシンセサイザーを購入しました。(バイトしてきっちり返しました)
なので、ケロミンも興味があります。
鍵盤の白鍵と黒鍵の音しか、出ないようになっているということですか?ヴァイオリンみたいに、弦を押さえる場所によって、
例えばミとファの間の微妙な音まで出てしまうと、
演奏するのが難しくなってしまう。という風にイメージしたのですが。
| ami | 2005/11/10 6:43 PM |
>amiさん
 いらっしゃいませ。
 ケロミンは基本的に鍵盤にある音(音階に従った音)しか出ませんので、テルミンよりもずっと演奏は楽です。
 しかしヴァイオリン等はグリッサンド奏法といって、意図的に音階から外れた音を使うことがあります。
 これについては専用のボタンを設けて、そのボタンを押している間だけは中間の音も出るようにするつもりです。
| ケロの宮 | 2005/11/10 7:37 PM |
ふわあ。
春に発売なのですか。
すごい。
夢をホントにしてる。
初版ケロミン欲しいなあ。
だいたいいくらぐらいになりそうなんでしょうか?
レポート、しますよ〜。
| mori | 2005/11/10 11:13 PM |
>moriさん
そうです。夢は叶えるためにあります。
でもこれはその後に続くものに比べればまだまだホントに小さな小さなステップです。

初版ケロミンは限定100〜200ケロ。発売時はいくらか?ですが、今は数万円としか言えません。
安くしたいのですが数が少ないと原価がとても高くなり思案中です。
| ケロの宮 | 2005/11/10 11:49 PM |
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