昨日の電子回路に続き、今日はパペット部分です。
ぬいぐるみやパペットを長く使ったときの一番の問題はやはり汚れでしょう。
一昨日の質問でもありましたが、洗濯できるかがどうかが大きなポイントです。
洗濯するためには電子回路部分が取り外せないと無理です。
整備性の観点からも取り外せることが望ましいので
電子回路の主要な部分は右腕に集中させます。
また、スピーカーと電池はお腹の中に埋め込む構造にして、
この2つの部分はパペットから分離できる構造にしたいと考えています。
洗濯する上で一番の問題は口パクセンサなのです。
これも入れ歯のように取り外せれば問題が無いのですが、
なかなか上手く構造が成り立ちそうにないので、
パペットの内部に縫い込むことになりそうです。
口パクの部分にも数は少ないですが半導体部品を使う予定なので、
この部分の防水措置を何とかして水洗いが出来るようにしたいものです。
少なくとも、水洗いかドライクリーニングのどちらかは出来るようにするつもりです。
ぬいぐるみ作家さんに相談してやり方を考えたいと思います。
汚れ以外の問題は、型くずれ、摩耗、ほつれ、でしょう。
先日テレビで見たパペットマペットのウシ君は、
親指の当たるところが摩耗して生地に穴が開いていました。
パペットも使い込むと場所によっては穴が開くようです。
長く使うことを前提にするなら、事前に局部的な補強もしておくべきかもしれません。
しかしこの辺りに関しては私は素人なので要望を伝えるまでで、
具体的な方策はぬいぐるみ作家さんにお願いすることになります。
構造の設計から生地の選び方、裁断、縫製など、
必ずその道の専門家ならではの様々なノウハウがあるはずですから。