子供の頃、隣家が薬屋さんでした。
初めて手にしたカエルグッズはコルゲンコーワの指人形。
生ガエル好きが先ですが、コルゲンコーワがカエル好きの
追い風になったことは間違いありません。
馴染んだ指人形達は何度かの引っ越しの中で消えてしまいましたが、
思い出はしっかりと胸に刻み込まれました。
写真は近年ネットオークションで手に入れた同形品。
今見ても良くできていると思います。
昔からカエルグッズが好きだった割には、たいしてグッズを持っていません。
自分が欲しくなるグッズがあまり無いのです。
カエルグッズは欲しいけれども、欲しくなるグッズが無い。
そんなわけで、いつか本気で欲しくなるカエルグッズを
自分で作りたいものだと思っていました。
私はメカの分かる電子技術者です。
当然グッズの中にも何らかの仕掛けが欲しくなります。
これまで見てきたカエルグッズの中で、触発されたのは
ケロケロメカフロッグと、(注意:どちらも音が出ます)
カエルオルゴールです。(2つ目の映像が出ないときは一度ブラウザを全て消してから再度ブラウザを起動すると見えるかも)
どちらも面白いものですが、他人の後追いでものを作ることには興味がありません。
そんな思いが自分の中で熟成されて来て、私の中の
最後のトリガーを引いたのが
マトリョミンでした。
これを見た瞬間に、それまで形にならなかった思いが
カエルパペット型電子楽器になったのです。
私が創るのだからカエルに決まっているし、
そもそも私の場合はテルミンにこだわる理由などはありません。
カエルにはこだわりますが(爆)
自由な発想で新しい操作系の楽器が出来ます。
これから後の経過は、11月9,10日に「電子楽器の変遷」として書いた通りなのです。